アカガシラサギの幼鳥、第1回冬羽、第1回夏羽、成長冬羽、成長夏羽って?

昨日のアカガシラサギは、魚を食べてふっさふさに。

アカガシラサギ
アカガシラサギ

そういえば、

アカガシラサギの幼鳥、第1回冬羽、第1回夏羽、成長冬羽、成長夏羽って?

wikipediaには細かいことが書かれていないし、手持ちの図鑑にも書かれていない。

昨日探鳥後、いきつけのカレー屋で弁当屋さんとカレーを食べながら調べていると、
香川の野鳥を守る会 さんのアカガシラサギの識別に関するページ(香川の野鳥ファイル No.36)が検索にHit!!

参考にさせていただきました。(アカガシラサギの幼鳥、第1回冬羽、第1回夏羽、成長冬羽、成長夏羽 識別の参考にしてみてはいかがでしょうか)

記載内容の識別ポイントから、花博記念公園鶴見緑地のアカガシラサギを判断すると

アカガシラサギ
アカガシラサギ
アカガシラサギ
アカガシラサギ

・ 初列風切の先端が褐色である

・ 上嘴の全体が暗色である

・成鳥夏羽の鮮やかな色ではない

・11月 撮影

という点より識別してみる。

また、成長 夏羽⇒冬羽 に換羽した画像(京都 大覚寺 2014年)をみると頭から首にかけて、のどの通り道は白ぽく見えるものの他は白くない。(色が着いている)

花博記念公園鶴見緑地の個体はところどころ白っぽい。

そんなところから、

第 1 回冬羽、または幼鳥⇒ 第 1 回冬羽 に移行中といったところだろう。

どこまでが幼鳥なのかわからん。

(2017年1月の固体と比べるとだいぶ若く見える)

以下、wikipediaより引用。


鳥類学用語としての幼鳥(ようちょう、英語juvenile)は、多くの場合、孵化して羽毛が生え揃った後、第1回換羽を終えるまでの時期にある鳥を指し[要出典]、すなわち、生まれたてで羽毛が生え揃っていない段階にある(ひな、英語:chick)よりは成長しており、身体的には成鳥(せいちょう、英語:adult)と遜色ない成長を遂げた段階にある若鳥(わかどり、英語:immature)よりは幼い段階にある鳥を意味する。もっとも、は巣立ち前の幼鳥および若鳥全般を指す場合もあって用法は一貫せず、こちらの場合には、幼鳥は雛の成長段階の一つということになる。さらには、群れの全個体数に対する未成熟個体(飛翔能力等を有する、いわゆる「若鳥」を含む)の比率を意味する幼鳥率(ようちょうりつ)という用語があるように、「未成熟な成長段階にある鳥」を総称する場合もある[3]上、幼鳥率の対象とする「幼鳥」が「巣立った後の鳥(親鳥からはすでに自立しているが、成熟しきってはいない鳥)」である場合も多い[4][5][6]ので、結論としては、確かに定義するには例外が多すぎる、と言わざるを得ない。これらの用語については「鳥類用語#繁殖」の一覧も参照のこと。

幼鳥
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BC%E9%B3%A5

ちなみに、この夏羽の個体は以下の点から第1回夏羽の 個体 のようだ。

・ 初列風切羽の軸に褐色が残る

・ 夏羽の鮮やかな色 である

・嘴の先端が上下が黒く、他はほぼ黄色

アカガシラサギ
アカガシラサギ
アカガシラサギ

成長夏羽の羽は真っ白とのこと。( 成鳥冬羽 の時点で翼は白色)

成長夏羽のアカガシラサギの画像を見ていると確かに真っ白な翼。


こちらはさすがに撮影時期が1月と考えると幼鳥ではなく第1回冬羽なんだろうか。

アカガシラサギ
アカガシラサギ
アカガシラサギ
アカガシラサギ

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